2011年5月15日日曜日

靴の街再興、ネットに足場 神戸?長田、共同通販

 かつてケミカルシューズ生産で日本一を誇りながら、阪神大震災以降ずっと低迷を続ける神戸?長田の製靴業界が、安価な輸入品を迎え撃つため共同戦線を張る。若手経営者らが互いのノウハウを教え合う勉強会を開き、各社相乗りで通販サイト「神戸靴工房100選」を展開。製靴の組合も、厳しい品質基準をクリアした商品のみが「神戸シューズ」を名乗れる審査
制度で、“MADE IN KOBE”のブランド力を向上させる。

 「街から機械の音やゴムのにおいがしなくなって久しい」

 靴の製造販売「フタハト」の中井巳保マネジャーは暗い表情で語る。長田では震災で製靴関連の工場の約8割が全半壊。その後も中国などからの安価な輸入品の攻勢に遭い、最盛期には約300社あったメーカーが約14 グッチ バッグ 新作
0社に激減。「明日はわが身」という。

 業界がインターネットに注目するきっかけをつくったのは通販サイト「神戸セレクション」。神戸市産業振興財団が「神戸発」の優れた商品を選定し、出店させる。フタハトの大ヒット商品、婦人用アンクルブーツもここから火がつき、1万足を売り切った。

 最も成功したとされるのは4年前、ネット通販
1本に転換した「ベル」(高山雅晴社長)だ。昨年は5億5千万円売り上げ、国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」で人気ベスト3に贈られる「ショップ?オブ?ザ?イヤー」を受賞した。

 ◆輸入製品に対抗

 国内製品の半値以下という中国製など輸入品に対抗するには流通や販売のコストダウンが決め手だ。ベルはネット通 nexon ポイント RMT
販によりコストを3?2割削減、浮いた分を素材や作業工程に振り向けて「いい物を安く」を実現した。さらに幅広サイズに調整できるセミオーダーメードの導入もうけた。

 高山社長はそのノウハウのすべてを他社に伝授することを決意した。ヒールやインソールなどの部材メーカーもどんどん減り、材料調達にも困るようになり、「長田から靴産業が消滅す
る日は近い」と確信したからだ。

 長田に事務局を置く日本ケミカルシューズ工業組合で勉強会を開催すると約30社が集まった。「みなさんも得意分野があるはず。ノウハウを共有してともに戦おう」と訴え、神戸靴工房100選を提案した。商品の人気ランキングを公表するサイトで、立ち上がった11月以降、約20社が参加し、続々と商品がアップさ
れている。

 ◆品質基準を強化

 高山社長は「切磋琢磨(せっさたくま)して業界全体のレベルアップをねらう」と説明。サイトに参加したフタハトの中井マネジャーも「最近は中国製より安いバングラデシュ製も台頭してきている。価格競争は際限がない」と品質での勝負を強調する。

 こうした声に応え、同工業組合も動いた。従来、
長田の靴に「神戸シューズ」という名を冠して販売していたが、その名にふさわしい品質基準をクリアしたものだけが名乗れるよう制度を見直し来年3月、お披露目の展示会を開催する。石井章一?同組合事務局長は「安かろう、悪かろうといった過去のケミカルシューズのイメージを払拭する」と力をこめる。

【用語解説】長田のケミカルシューズ


 合成皮革など人工素材を使った靴。昭和27年ごろ、ゴム製の履物を扱う工場が集まる神戸市長田区で誕生、発展した。安価で耐久性に優れたため、従来の本革靴に取って代わる人気を呼び、最盛期には国内シェアの8割を占め「京の着だおれ」「大阪の食いだおれ」「神戸の履きだおれ」と称された。高度成長期には輸出産業として外貨獲得で貢献したが、46年の
ドルショック、48年のオイルショックで内需にシフト。バブル期は好況に沸いたものの、平成7年の阪神大震災でメーカーの約8割が操業不能に。その後も中国などアジアからの安価な輸入品にシェアを奪われ、倒産?廃業するメーカーが後を絶たない。

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引用元:ドラゴンネスト rmt

2011年5月1日日曜日

琢磨と武藤が登場、INDY JAPAN日本人ドライバー壮行会!

9月11日(土)、東京都港区南青山にあるHondaウエルカムプラザ青山で、『INDY JAPAN 300mile 日本人ドライバー壮行会イベント』が行われ、フル参戦している武藤英紀(ニューマン?ハース?レーシング)と佐藤琢磨(KVレーシング?テクノロジー)、そしてインディ?ジャパンでスポット参戦するロジャー安川(コンクエスト?レーシング)が登場した。

300
枚限定のチケットを手にするために、昨夜から並んだファンもいたほどだ。チケットの配布はあっという間に終了し、多くのファンがチケットを手にすることができなかった。中には、このイベントのために広島県からかけつけたファンも見られた。

来週末に迫ったインディ?ジャパン。今年で3回目の出場となる武藤と初出走する琢磨のトークショーが繰り広
げられた。琢磨は「インディカー?シリーズは今年初挑戦なので、行くところ行くところ新しい場所でイメージがわきませんでした。日本のレースになると遠方からファンのみなさんが応援にかけつけてくれるので、もてぎにたくさんのファンのみなさんが応援にきてくるというだけで、士気があがってきます」と語った。武藤は「過去2年は自分を追い込みすぎて、力み Perfect World rmt
過ぎてレースに臨んでうまくいきませんでした。今年はリラックスして自分のペースで臨みたいと思っています。日本はファンのみなさんの前で走れる唯一のチャンスですから、応援の期待に応えたいと思っています」とコメントした。

今季開幕戦から前戦ケンタッキーでのレースまでを振り返り、2人が接触してリタイアしたことや、伝統のインディ500のレ
ースなど、笑いとジョークを取り入れながら、トークショーが進められた。

インディ?ジャパンに参戦するドライバーの中で気になるドライバーを選んでほしいという質問に、武藤はKVレーシングのマリオ?モラエスを挙げた。武藤は、モラエスが外国人に人気のある築地市場ツアーに参加し、武藤の父親が経営する魚屋へ行ったことを明かした。モラエスは武
藤の父親の店だとは知らず、店にはられていたインディカーのポスターを見て、立ち寄ったようだ。さらに武藤は父親からモラエスと父親が一緒に写った画像が送られてきて、びっくりしたようだ。

一方、琢磨の気になるドライバーは、ロジャー安川だ。「僕のパートナーですよ。スポッターをしてもらっていました。ある意味、僕はアバターだったわけです
。でも、今度は一緒に走ることになります。車内からスポッターをやってもらおうかな」と語ると、会場からは笑い声があがった。

プライベートの質問をされると、武藤と琢磨はインディアナポリスで行われたMotoGPのレースを一緒に見に行ったことを明かした。Hondaウエルカムプラザに設置してある大きな画面にMotoGPに行ったときに撮られた写真が映し
出された。また、琢磨は生活の拠点をヨーロッパからアメリカへ移しており「アメリカ生活を楽しんでいます。ヨーロッパと一番違うのは、移動する距離がすごく大きいことです。端から端まで飛行機で4時間ほどかかります。なお且つ時差も3時間あります。でも、言葉が通じるのがうれしいです」と語った。

武藤と琢磨は、お互いの印象を一言で表現すると メイプル rmt
どんな人物かと聞かれると、武藤は「一言では言い表せませんが、しゃべるのがうまいですね」と言うと会場からは笑い声が上がった。さらに「僕が言いたいってことをうまく表現してくれて、知的だなって思いますね」と付け加えた。インディカー?シリーズで先輩の武藤だが、年齢は琢磨のほうが上であるため、「先輩ですから緊張はしますが、いつもおもしろいし くろネコ RMT
、楽しいですよ」と語った。

琢磨は武藤のことについて「しゃべるの下手だな」って言うともっと大きな笑い声があがった。ふたりはカート時代から一緒に走った経験があり、カートでのレースやテストにいっても琢磨が行くと武藤が常にいたこと、カート時代でチャンピオン争いをしたことなどを語った。武藤がイギリスへ渡ったときも琢磨は、武藤の軌跡
を追いかけいたけれど、すごく応援していたことを明かした。また一緒に走れるとは夢にも思っていなかった琢磨は、インディ参戦が決まったとき武藤が走っているから安心して行けるなって思ったことを明かした。

武藤は家業の魚屋を継ぐことを考えていることを明かすと、会場からは、「えっ!」っていう声が聞こえてきた。「家業を継がなければいけな
いのかなって思うことがあります」と語った。引退後すぐに継ぐなどの詳細は決まっていないようだが、いつかは家業を継ぐ覚悟があるようだ。

今年でインディ?ジャパン6回目の出場を果たす安川が登壇し、スポット参戦のいきさつについて、「正直、今回はラッキーだったかなと思います。1、2カ月前に話はあったんですが、だんだん厳しいかなと思い始め
ていました。たまたまコンクエスト?レーシングのシートが空き、チームと話をしました。スポンサーがついてくれて、土壇場で話が決まりました。ただ、今年は琢磨のスポッターをやらせて頂いていて、急きょごめんなさいという形になってしまったので、ちょっと気まずいかな」と語った。

いよいよ来週末に迫ったインディ?ジャパンにむけて3人のドライバ
ーは、最後に意気込みを語った。

安川は「今回かなり土壇場で決まったレースですけれども、ほんとうにチームはいいマシンを用意してくれていると思います。去年はちょっと悔しい結果内容だったので、その分リベンジということで、全力でがんばりますので、応援よろしくお願いします」

琢磨は「ロジャーを失ってしまったんですけれど、本当に
ここまでのレースでたくさんのことを勉強して学んで吸収してきたので、もてぎは集大成として最高の走りを目指してがんばりたいと思います」

武藤は「僕は過去2年参戦して、正直納得のいくレースができていません。特に去年は予選で大きいクラッシュをして、決勝でチェッカーを受けるのが難しい体調だったのです。でも、最後のイエローコーションのと
きに、ファンの人が一生懸命に旗を振ってくれるのが目に入って、これは何とかゴールしなきゃいけないなと思いました。ほんとうに応援の力っていうのは、すごいなっていうのを実感しました。今日もたくさん応援に来てくれているし、なんとかいい走りをしたいと思っています。3年目、一生懸命がんばります。応援してください」

イベントは、トークショ
ーだけではなく、ドライバーの直筆サイン入りフォトやTシャツなどのプレゼント抽選会も開かれた。サインを入れたバイザーが登場すると会場からは、どよめきがあがった。3人は、抽選で選ばれたファンの名前を入れて、手渡しするなど、ファンはとても貴重な経験をプレゼントされた。

会場につめかけたファンと一緒にフォトセッションや握手会が行われ
、ファンとの距離が近いイベントは、予定時間を越して終了した。

引用元:くろネコ RMT